ギア車のBBアクスルが

クランクと連結されるようになりまして~

もう相当な年月が経過したと思います。

我々の如く短足人間にとりまして

スムースで最大効率を目指すペダリングへは

Q factorは深刻な問題だと存知ます!


Rの多段化によりますチェーンラインの確保~

ラインが動いてしまいます事によります自動変速抑制(笑)へ

じゃあ

もうクランクとBB軸を一体化させたら、

フレームが多少撓もうとも~

チェーンラインはいつも一定ライン上をドライブする筈だし

自動変速も抑制出来るし!

=ホローテック

その前の世代のオクタリンクも

同じ考えで~

単なるスクエア形状から

あのセレーションになったと思います。


連結式は、

見事

チェーンラインの安定確保に成功致しましたが~

その引き換えに

150mmとか(笑)のQ factorへ

BBセンターからサドル座面まで700mmを切るレベルの短足人種も

その水準で漕がされるハメに陥りました。

世界を相手にトレードする規格品なんです、

何処へ最大公約数を合わせるか~なんて

申し上げるまでも御座いません!


短足用・中間用・オランダ人用(笑)とか

3つ位のQ factorを選択出来るような事など~

PLシートが許しません!


かくして現在、

ガニ股が一般化したと存知ます。

自分の若い時代には

RR転がす乗り手がガニ~など

本当にレアで御座いましたが

現在では

ダン広Q factorでガニが主流~

そんなので

回転なんて出る筈もなく

踏み踏みペダリングに陥りまして~

脹脛はコブラの如く醜い造形となりました挙句、

PM上の平均ワット数は結構出ておりましても

実際の速度域はそう出てはいない~

不効率な乗り方も多くなった時代だと

自分は感じております。


実際に

オープンニーで

肩を左右に揺らし

ガンガン踏み込んでおられましても~

全然速くない~

オマケに

流行のエアロフレーム車なのに~

Egが反エアロ!

膝の前面投影面積=抵抗モロ

エアロフレームの意味ね~じゃん

みたいな(笑)


そんな最大公約数の功罪の時代で御座いますが~

002

107で

140mmを遥かに下回っておりましたが~

001

103へ~

003

まだ14mmボルトを閉めていない段階で~

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130mm!


自分のRoad Going KOTEIは

102mmカートリッジBB+VOのストレートクランク



132mmなんです。


TRは

スギノ75の109mm軸と75クランクで

137mm程度だと思います。


ギア車で使いますラ・クランクで140mmを少し切る程度~

14mmフィキシングボルトを閉めますと

恐らく128mm程度かも知れませんが

007

ショートストロークピストンで

20000RPMオーバーまでブチ回す(笑)

みたいな感じで御座います!


これも

大昔の手持ちの杉野マイティがあってこそ~

でありましたが

現在のマイティは

冗談みたいなフレアー形状で

全くお話になりません。


嘗て

軸長で乗り手の身体へ合せ~

それぞれの最大効率を目指したと思います。

でもでも

現在それは

最大公約数プロダクトの下

不可能な時代と存知ます。

各々の最大効率なんてど~でもOKで

画一的な物に慣れろ!

へ(笑)


見惚れるような美しいペダリグで

身体のどこにも力みが無いのに~

凄く速い!

若い時代には

見る事が出来ましたその類の乗り手は今

生まれる要素など元から御座いません。


以上

最大公約数の功罪~につきまして

私見で御座いました。

どうか皆様、

最大効率とは何処から生まれるのか~

ペダリングがどうちゃら仰せの前に

それが効率よく出来るセッティングにあるか否か~

につきましても

ご着眼頂けますと幸いで御座います!


PS:ご貴殿が180cm以上のご身長であられます場合は~

この限りでは御座いません!


http://cspeed.jp